桑の葉

自然の力・・・薬草園

店長の竹田です。

 

春も近づいて来ました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、先日私は大学薬学部の

薬草の勉強会に参加してきました。

 

年に4回ほど、薬学部では薬草園を解放し、

大学の先生が薬草について色々教えてくれるのです。

 

先にホームページでどんな内容なのか

調べてみたのですが、担当の先生の手作りで

何やら、写真と記事がごちゃごちゃ(失礼)

書いてあり、

 

もちろん専門的なこともびっしり

書かかれてあるのですが、

何故か途中で記事の中身が

その先生のネパールの旅行記に

なっているのです。(苦笑)

 

だいたい、こんなページを作る人は

どんな人かと想像するに、

 

ヒゲ面で髪の毛もぼさぼさで

変な帽子をかぶり、よれよれの服を着て、

しわがれ声で何やら得体の知れない事を

つぶやくような人物だと僕は思ったのです。

 

しかも、

そんな先生の教室にはこれまた、

変人が集まり、何やら物陰で、

得体の知れない植物を鍋で煮出して、

全員でその野菜スープをすすりながら、

不気味な笑みを口元に浮かべている…

 

…そんな想像を僕はしていたのです。

そしてそんな想像をしていながらも、

僕は勇気を出して、勉強会に参加したのでした。

 

さて、現実はどうなったか?

そうです、先生の風貌は僕の想像通り!

 

しかし参加者は全然違いました!

総勢50名を超えるほどの女性陣!

しかも年齢は50~60代の奥さまたちでありました。

 

皆様、メモを片手に真剣そのもの。

最初の講義は(もちろん得体の知れない

野菜スープではなく)

先生がネパールで仕入れてきた

チャイ(ミルクティー)と

桜餅(葉ごと食べられる)をみんなで食べながら

…春の陽気の中で、幸せなひと時…

 

それから薬草園を順番に見学

春の野に芽吹く薬草の説明を

受けたのでした。

 

ムベ(利尿)、ミツバ(肺炎)、コブシ(治頭痛)

シャクヤク(四肢・腹部の緊張緩和)、

ボケ(鎮咳)、アンズ(鎮咳・去痰)…

 

どこかで見たような

木々も草花も、実は薬草の仲間なのでした。

 

残念ながら桑の葉(樹)は見当たらず。(汗)

 

♪――――――――――――――♪

私たちが日ごろから歩く道端にも

薬草がたくさんあるようです。

(ちょっとネットで調べてみました。)

♪――――――――――――――♪

 

【桜】

 

桜餅に包む「サクラの葉」には

「クマリン」が含まれています。

 

「クマリン」は植物に含まれる

ポリフェノールの一種で、香料として利用される他

医薬品(むくみ改善など)として使用されるそうです。

また、樹皮を生薬の桜皮(オウヒ)と呼び、

鎮咳去痰剤として使用されています。

 

【タンポポ】

 

英名の「ダンディライオン」は「ライオンの歯」の意味。

ギザギザした葉がライオンの牙を連想させることに由来します。

生薬としては、開花前の全草を天日乾燥したものを

「蒲公英(ホコウエイ)」。

秋から早春までの地上部の活動がない時期に

根を掘り取り乾燥したものを「蒲公英根(ホコウエイコン)」といい、

共に健胃、解熱、強壮などの目的で利用されています。

【よもぎ】

 

春の代表的な薬用植物といえば、よもぎ(蓬)。

キク科の多年草で、河原や野原、道端などに自生。

怪我をしたときにはよく揉んで傷に貼りつけたりと、

利用法は実に様々。

 

草餅や草団子に使う食材や、お灸をすえるのに

使用するモグサの原料としても有名ですね。

 

香りの成分は気持ちを落ち着かせ

心身をリラックスさせる効果もありです。

 

【どくだみ】

 

どくだみの名の由来は「毒を抑える」という意味。

多くのフラボノイドが含まれ、

血管を拡張させたり、尿の排出を促進したり

炎症を抑える効果があります。

 

加熱することで臭気が和らぎ、山菜として

天ぷらにして賞味されることがあります。

葉を乾燥させてハーブティとして

飲まれる事も多い薬草です。

 

※街中のよもぎや、どくだみは

良く洗うことが肝心!猫や犬の糞にご注意!

 

♪――――――――――――――♪

撮影中に、赤っ恥!

♪――――――――――――――♪

 

「どくだみの案内版」の下には

生い茂る緑の葉…

 

良く見ると…

 

その葉の間から、一本だけ

すっと伸びた茎の先に

 

なんとも美しい濃い紺色の

星型の大きな花々がいくつも

縦に連なって咲いているのです。

 

「なんと美しい…」

 

はいつくばり、

何度もシャッターを切る私…

 

「これがどくだみの花なのか」

 

すると、年配の女性の方が

私の横を通り過ぎながら一言。

 

「その花、ヒヤシンスだけんね…」

「(赤っ恥!)えーつ!」

 

「ここはいろんな花が飛んで来て、

混じって咲いたとよ…」

 

…そんな、ヒヤシンスの花が

勝手に飛んで来るなんて!

 

幻のドクダミの花…

(無知を治す薬草なし)

 

♪――――――――――――――♪

先生の伝えたいことは「自然は循環」

しているということだそうです。

♪――――――――――――――♪

 

無駄なゴミを作り、そして捨てる人間の存在は

自然を循環させず、直線的に自然を破壊してばかり。

 

自分でゴミを捨てず、他人もゴミを捨てず、

更にみんなでゴミを拾えば

世界からゴミのなくなる速度は3倍!

 

先生はネパールに薬草の研究と難民支援、

環境保護の目的で1ヶ月滞在し、その期間、

ネパールでもゴミを拾っていたそうです。

 

得体の知れない先生ではなく、

自然体の先生の姿に納得。

 

得体の知れない存在は、実は

目先の事しか考えない僕でありました。

 

次回は初級「漢方薬」講座にも

参加予定です。

 

(もちろん「薬の世界」ですので

素人の私が簡単に理解できるわけはありませんが!)

 

お役に立てる情報があれば

お知らせしますのでご期待ください!

 

今回も最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

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