桑の葉

賞味期限?消費期限って何?

4月の熊本地震から半年近く、

余震の数もようやく

減少してきました。

 

しかし私は事務所にも自宅にも、

非常用の服や食料(猫の餌も!)を

衣装ケースに詰め込んで、

いつでも災害に対応出来る様に

準備をしています。

 

…ところで、ぼちぼち

その脱出ケースの食料の

賞味期限が気になる時期です。

 

古くなってきたものを入れ替え、

食べるものは食べる…

 

と、いうことで、

今回のテーマは、賞味期限?消費期限?です。

 

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そもそも

賞味期限、消費期限とは?

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棚にしまいこんでいた食品

賞味期限が切れていたからといって

捨ててしまうのも何かもったいない…

 

そうなんです、賞味期限が

切れていたからといって、

即座に安全性に問題があるとか、

品質が悪くなったということは

ほとんどないようです。

 

食品の期限には

賞味期限と、消費期限があり

 

◆賞味期限

 

品質が比較的劣化しない食品に設定

されるもので、定められた方法で

保存すれば、期限がきれても

すぐには問題ないもの

 

◆消費期限

 

品質が急に劣化する食品に設定され

定められた方法で保存した場合に

安全であろうと認められる期間

 

要するに、期限以内に食べて

「期限後は食べるべきではない」ものに

消費期限が付けられているのです。

 

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開封後は賞味期限、消費期限も

お早めに!

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しかし両者とも、期限は開封前のみ有効です。

開封後は微生物が中に入り込み、

食品は変質していきます。

 

個々の管理の方法で

状態は大きく変わるので、製造元は

開封後の品質の保証はできません。

 

開封後は消費者が自身の責任で、

食べるか否かを判断する必要があるのです。

 

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賞味期限、消費期限の

設定の基準とは?

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これまで多くの企業は経験的な判断で

期限を設定してきたのですが、

2005年に厚生労働省と農林水産省が

基準を設け、それに従うよう指導を始めました。

(現在は消費者庁)

※理化学試験、微生物試験など客観的な

指標で期限を判断しなさいとの事です。

 

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消費者の新鮮志向にも問題が!

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問題を複雑にしているのが、

消費者の新鮮志向…

 

誰でも新鮮なものを食べたいのは当然ですが、

食品製造技術の進歩で、昔と比べて

「日持ち」は、はるかに長くなっています。

 

お饅頭は以前、数日でカビが生えていましたが、

今や大手の商品は機械化が進み、

無菌に近い設備で包装されたものは

何か月も「日持ち」します。

 

結局、汚染の原因は「人」…(汗)

 

人の衣服などにカビの胞子がつき、食品に移るのです。

手作りというものは、出来立てでおいしくても

放置しておれば汚染のリスクは高いという事ですね。

 

とことが、

そういう科学的な事実が知らされていないと、

お饅頭が何か月も品質が悪化しない事を信じず、

 

少しでも新しい日付の商品をみんな

買い求めたくなるのです。

(多分牛乳も…)

 

結果として、メーカーとしては

実際の保証期限よりもかなり短めに

日付を設定せざるを得ないし、

どうもない商品を早めに廃棄せざるを得ない

悪循環が起こっているようです。

(もったいない!)

 

当社も以前、

生姜シロップを手作りで試作した時に

たった数日で、雑菌で発生したガスで

ポン!とフタが吹き飛び、

手詰めの危険性を実感しました。

 

結果として、

製造メーカーの生産ラインで製造、

大腸菌の検査からなにから、製造後も、

半年、1年後と検査をして販売した経験があります。

 

※その生姜シロップは独自の製法

(創業100年の老舗の醤油会社の大豆絞り製法で

生姜を絞るという…)にこだわりすぎて、

200㏄で価格は1,500円…という高価格商品となり、

とても美味しいと評判でしたが、売り上げ不振で販売中止

超一部のフアンのお客様からは、今も、

「幻の生姜シロップ」(生姜の雫)

と言われております。(苦笑)

 

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と、いうことで…

 

消費期限も、賞味期限もよく見て

無駄なく、賢く、美味しく

利用しましょう!

 

非常用ケースの中のお菓子類も

消費期限がまだまだでしたので、

今日のおやつに食べるのもあきらめ、

 

私は、そっと、

ケースのふたを閉めたのでした。

 

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