桑の葉

糖尿病とは?

糖尿病とは?

ご飯、麺類等の炭水化物や糖類は体内に入りブドウ糖に分解され、ブドウ糖は膵臓(すいぞう)から分泌される「インスリン」というホルモンの働きにより細胞に取り込まれ、私たちのエネルギーの元になります。
 
余分なブドウ糖もインスリンの働きで、筋肉や肝臓の細胞に入り、グリコーゲンとなって蓄えられます。それでも余ったブドウ糖はインスリンの働きで中性脂肪として蓄えられていきます。
 

しかし糖分を摂り過ぎる状態が続くと、その糖分の処理にインスリンの働きが追い付かなくなるのです。結果、細胞にブドウ糖を取り込めなくなり、血管中にブドウ糖があふれ出し最悪、血管を傷つけて病気の原因となるのです。尿にも糖が混じり、血液が濁り血流もどんどん悪化します。
 

糖尿病は慢性的にインスリンの働きが低下し、自分で自分の血糖値をコントロール出来ない病気の事を言います。一旦、糖尿病になると完治は難しく、糖分を控え、いかに自分の体調を食生活の改善や運動、ダイエットで健康な状態にコントロールするかがテーマになってきます。もともと日本人は2型糖尿病にかかりやすい体質で、インスリンの分泌量が欧米人と比べて約半分しかありません。日頃からの食生活に充分気を付ける必要があります。
 

◆糖尿病には、1型(インスリンの絶対的欠乏)・2型(生活習慣、遺伝、環境的な要因)・3型(遺伝子異常等)・4型(妊娠中に一時的に発生)の4種類があります。
 

◆糖尿病が引き起こす慢性の合併症

糖尿病が引き起こす3大合併症といわれるものがあり、
 
①糖尿病網膜症(眼球の毛細血管に血管のこぶが出来、出血から失明に至る)

②糖尿病腎症(腎臓のろか作用を行う箇所に異常が起き、腎不全となり血液透析が必要)

③糖尿病神経障害(高血糖が続き、神経細胞に障害が起こり皮膚の潰瘍や壊疽が起こります)

 

その他にも動脈硬化、高血圧など、慢性の合併症を全身に引き起こすのが糖尿病なのです。初期の糖尿病は体に変化は感じられません。痛くもかゆくもないのです。しかし糖尿病と診断され、何も対応をしなければ10年後には9割近い確率でさまざまな合併症の発生リスクが高くなると言われています。
 
【資料】
 
◆日本での糖尿病の患者2200万人 (2007年の統計・10年前の1.6倍)
 
なんと成人の6人に1人が糖尿病です。 日本全体の人口が減少する中でこれからも糖尿病は増え続けると思われます。
 
◆糖尿病が死亡原因の1位?
 
日本人の死亡原因の上位3位はガン、心臓病、脳卒中。
2位と3位を患う人は糖尿病になりその後に、心臓病、脳卒中を併発している人が多いとのこと。要するに合計したら死亡原因の1位は糖尿病とも言われている場合もあるのです。
 
◆糖尿病はメタボの要因の一つ
 
「メタボリックシンドローム」の意味は、90年代にアメリカの医学界で提唱され始めた「動脈硬化発生のメカニズム」の事です。
「メタボリックシンドローム」は動脈硬化の発生は、下記の4つの要因が影響し合って動脈硬化を発生するとの考え方。
 
肥満+2項目で「メタボリックシンドローム」となるわけです。
 
・肥満(腹囲・男性85㎝以上、女性90㎝以上)
・高血糖(空腹時血糖値110mg/dℓ以上)→※糖尿病の事!
・脂質異常(中性脂肪150mg/dℓ以上)
・高血圧(最大血圧130mmHg以上又は最小血圧85mmHg以上)

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